初夏の九州旅行 (part4)





 乗る列車は、19時発の肥前山口行きの普通列車です。
 811系の車両です。
この車両に乗るのは、久しぶりです。
 車内は、転換クロスシートが並びます。
 19時13分、小倉駅に到着しました。
ここで、乗り換えます。
 しばらくすると、国鉄型の車両が来ました。
車内はロングシートですが、まだまだ健在です。
 乗り換える列車は、19時34分発の特急ソニック、博多行きです。
 青いソニックと呼ばれる、883系の車両です。
 真ん中の編成には、新造された車両がありました。
見ると、フリースペースがあるのが見えます。
 九州で最初の特急乗車は、このソニックです。
さっそく乗り込みます。
 車内に入ると、もはや違う雰囲気であるのが伝わってきます。
 客室内へ入る、このガラス戸にも特徴があります。
 こちらは、普通車の座席です。
ヘッドレストの部分や座席など変わった形になっています。
 デッキ部分を見ると、列車の中には見えないつくりです。
 多目的トイレが車両の真ん中にあるというのも、この883系の特徴です。
 そして、携帯電話スペースというのもありました。
 さっそく、わたくしの乗る客室へ入っていきます。
 今回は、グリーン車に乗車します。
真ん中にしゃがんで写っているのは客室乗務員です。

荷棚は飛行機と同じような形式になっています。
 客室内から見たグリーン車の扉です。
つくりも変わっています。
 グリーン車の座席です。
リクライニングもかなり倒れます。 そしてシートは黒革のシートになっています。
また、飲み物がおける小テーブルがひじ掛けにあります。
 背面テーブルを広げると、ソニックの編成案内図がありました。
 また、足をのせるフットレストもあります。
そして、スリッパも用意されており、くつろいで乗ることができます。
 窓のほうを見ると、窓框にも、飲み物が置けるスペースがあったりします。
 床面もカラフルなじゅうたんのような感じになっていました。
 また、読書灯も完備されています。
 そしてこのソニックにある大きな特徴は、グリーン車の前面にある、こちらのパノラマキャビンと呼ばれるスペースです。
 円型のイスにテーブルがあり、ちょっとした息抜きができるスペースです。
 その横には、雑誌が置いてあり、手軽に読めます。
ちなみに、下にあるのは冷蔵庫でここに飲み物が入っているようです。
 このパノラマキャビンに座ると、このように前面展望が楽しめます。

また、運転士が運転しているところも間近で見ることができます。
 座席のポケットには、ワゴンサービスのメニュー表がありました。
 ソニックとかもめ号と共通で使われているメニューでした。
 そして、グリーン車のサービスとして、客室乗務員から、おしぼりとドリンクのサービスがあります。
 ソニック専用の紙コップかと思いきや、裏を見ると、かもめが・・・。
こちらの紙コップも共通で使われていました。
 ゆったりとグリーン車で過ごし、多々良川を渡り、終着駅が近づいてきました。
 20時19分、終点の博多(はかた)駅に到着しました。
 あっという間のソニックの旅でした。
この旅では、一度しかこのソニックには、乗ることができませんでした。
 博多駅では色々な特急列車を見ることができます。
特急みどり号の783系です。
 通常色の783系とその奥には、白いかもめの885系が見えました。

これで、一日目の旅は終わりました。

   (1日目・おわり)




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